ASAP
ASAP
”ASAP”と書かれた伝言メモにまつわる体験談です。その会社一部の人の間で伝言メモで”ASAP”と書くのが流行っていた時期がありました。社内の流行りとかに無頓着だったボクはその事実を知りませんでした。
そんなある「ASAP○○さん」と書かれたメモが机においてありました。しかしながら、ボクはその意味を理解していない、更には伝言を受けた人の名前も分からない。チョット間考えたが結果は放って置く事にしました。
それから、1時間ほど経った頃でしょうか、Bugs手術でメダカハネカクシの能力を得ているんじゃないかと思えるほどの勢いで、同僚(※以後テラフォーマー)がボクのところにすっ飛んできた。
そして開口一番「なんで○○さんに連絡入れてないの?」というので、そういう連絡は無かった旨を伝えている最中、被り気味に「ASAP○○さん」と書かれたメモを指差しながらその同僚は言うのです「ココに書いてるよ!」と。そこで初めて気がついた「ASAP」っていうのは「as soon as possible(できるだけ早く)」の略だったのか。と。
そしてボクはココの中で叫んだ「ナルハヤ」でいいんじゃねーーーーー!ってね。
しかも散々ヤンヤン言われた後にテラフォーマーに「ASAP」の本来の意味聴いてみたら「アズ…ナンチャラ…ポッシブ…とにかく急ぎってことよ!」という。なので更にきいてみた。「とにかく急ぎってことなら”至急”とかでいいんじゃないですか?」と。するとテラフォーマーは…「画数が少ないから…早く書けるじゃん…」と仰る。
それを聴いて…何故かボクは落胆した。